妙見山を臨む、霧たゆたう山間の小さな蒸溜所。四季丹波蒸溜所。
豊富な雨と雪がもたらす湿潤な気候と、加古川、竹田川、黒井川の3つの川の流れる肥沃な大地。
大きな寒暖差により秋から冬にかけて丹波霧がたゆたう気候は丹波の名産品を育むだけでなく、ウイスキーの熟成にも非常に良い影響を与えてくれます。
雄大な自然の中で育まれた新たなウイスキーを、どうぞご堪能ください。
伝統と技術が融合したウイスキー造り
四季酒造株式会社では、今まで多くのクライアント様からOEM事業のご要望をいただきウイスキー造りに取り組んでまいりましたが、この度満を持してオリジナルウイスキーをリリースする運びとなりました。
今まで培ってきた技術と丹波が歩んできた歴史を掛け合わせ、新たなウイスキーを誕生させました。
地域と調和したウイスキー
兵庫県丹波市は、雄大な自然と歴史が融合する風光明媚な地域です。
豊かな自然と丹波霧を生み出す大きな寒暖差は、丹波の地域が誇る豊かな大地と相まって質の良い農作物が育ちます。
中でも黒大豆、小豆、栗は非常に有名で、豊富で綺麗な水を用いて良質な酒米も育てられています。
白毫寺(びゃくごうじ)の九尺藤や川代渓谷など、四季丹波蒸溜所の名前の由来となった四季折々の様々な表情も、丹波の地域の特徴です。
また丹波市は歴史的背景も非常に豊かで、遺跡や寺院が多く建ち並び、大河ドラマで一躍有名となった春日局出生の地でもあります。
また2015年には恐竜の化石も見つかっており、歴史的学術的にも注目される地域です。
四季丹波蒸溜所は、丹波市が持つ豊かな自然や歴史を大切にし、それらを新しい形で表現したいという思いの元、日夜ウイスキー造りに情熱を注いでいます。
四季折々の移り変わりのような豊かな香味
「丹波」は、見た目、香り、そして味わいすべてが、丹波の四季の移り変わりを表現するような仕上がりになっています。
まず目に入るのは、ウイスキーの持つ澄んでいながら温かみのある色合い。
グラスを口元に近づければ、優雅で芳醇な香りが花開くように広がります。
口に含むと多層的で奥行きのある香りと味わいが広がり、ほのかに甘い後味と心地よい余韻が感じられます。